こんにちは。大吉マンです。
今回はインカの黄金の戦略を考えたいと思います。
インカの黄金は俗に言う『運ゲー』に属されるゲームです。
しかし、状況をきちんと判断することで、勝率はグッと上げられることが出来ます。
本記事では、インカの黄金での基本の考え方と特に重要となる4つの情報から戦略を示し、皆様がグッドプレーヤーになるようご活用いただければと思います。
ゲームの傾向
難易度 :★☆☆☆☆
戦略 :★★☆☆☆
運 :★★★★☆
やりとり:☆☆☆☆☆
ルールについてはこちらからご参照ください:インカの黄金-incan-gold-ルール説明
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
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インカの黄金の戦略
基本戦略・考え方
インカの黄金で大切なことは
1. バーストしないこと
2. 最大個数で帰還すること
です。当たり前ですが…
バーストしてしまえば、そのラウンドは0点。
バーストし続けていたら、絶対に勝てないゲームなのです。
最大個数での帰還については、最後まで探索を続けている者が、必ずしも最大の宝石を得られるとは限らないということです。
早めに帰還することが洞窟に残るよりも高得点に繋がる可能性がある、ということです。
続いて、出来るのであれば、
3. 他のプレーヤーの得点を把握しておくこと
も重要です。
本ゲームでは、探索中は各プレーヤーに配られている宝石の数が視認出来るのですが、
帰還した後は、各プレーヤーの合計の宝石の数が見れなくなります。
最終ラウンドで、あと何点あれば勝てるのかが分かれば、状況はかなり有利になります。
でも4人,5人分の得点を覚えるのは難しいので、特に気にしなくてもいいです。
バースト率確認
最初に述べたバーストしないに関して、ではどうやってバーストさせないのかを考えましょう。
バーストしない為には、バーストする前に帰還する。それのみです。
次のターン、どのくらいの確率でバーストするのかがわかればバーストする前に帰還できる可能性は高まります。
場に出ている障害カードの枚数に対して、場の枚数における次のターンのバースト率は以下の通りになります。
(計算の簡易化の為、遺物カード枚数は考慮していません)
画像を見ていただいて分かる通り、障害カードの増加によるバースト率の上昇が思っている以上に高いです。一方で2枚目までは最大でも30.8%しかないです。
引き際は25%-30%くらいが妥当かと思います。場の宝石の数次第ですが、
・場の障害カードが2枚以下であれば、探索を続ける
・場に障害カードが3枚出ていて、場のカードの総数が6枚辺りから帰還を検討。10枚目では帰還。
・場に障害カードが4枚出たら帰還
を目安に動けば、安定してそれなりの得点が手に入るはずです。
バーストしたラウンドが存在する場合、そのラウンド以降のバースト率が若干変化します。
バースト率変化については、バースト率の詳細(上級向け)のページで紹介していますので、そちらを参照ください。
1枚あたりの宝石の期待値
カード1枚あたりの期待値を考えましょう。
期待値とは、障害カードなどをすべて含めたカードに対して、1枚めくると平均でこれだけの宝石が手に入るはずですよ、という数値です。
宝石カードは1, 2, 4, 9, 13, 14, 15個が各1枚、3, 5, 7, 11個が各2枚です。合計が110個、カード枚数が30枚とすると、1枚あたり3.67個の宝石が手に入るはずです。
つまり、場の枚数×3.67の値が、実際の場の宝石カードの合計より大きければ探索を続けていくべきで、小さければ早めに帰還するほうがいいです。
3.67だとわかりにくいので、期待値3.5と4の場合の一覧が以下になります。
わかりやすい目安としては4枚目, 8枚目, 12枚目です。傾向としては
宝石カードの合計が
・4枚目で15個以上なら帰還、15個未満なら継続
・8枚目で30個以上なら帰還、30個未満なら継続
を目安に動けば、理論的には損しない立ち回りになります。
バースト率と併せて立ち回ってください。
獲得出来る宝石の数と場に余る宝石の数
宝石カードについて、探索を継続しているプレーヤーの人数で割り切れない分は、場にストックされます。先に帰還することで、そのストック分を持ち帰ることができるので、探索を継続する場合よりも多くの宝石を持ち帰ることが出来る可能性があります。むしろこちらで獲得する個数の方が多いです。
以下、
1つ目:探索継続中のプレーヤー数に対しての、各宝石カードの獲得出来る個数 (青塗りは2枚あるもの)
2つ目:探索継続中のプレーヤー数に対しての、各宝石カードの場に余る個数
です。
6人でプレイしている場合、1枚の宝石カードで獲得できる宝石の個数は最大で2個です。一方で、場に余る最大の個数は最大で5個です。
例えば、6人プレイ時で、場のカードが宝石4個、宝石5個が出てた場合、一人で帰還することが出来れば9個の宝石を持ち帰ることが出来ます。9個はかなり大きい個数です。
残った5人が9個を得るためには、11個、13個、14個、15個が1枚ずつでなければ獲得できない数字です。
逆に、運良く最後の一人に残ることができれば、9, 11, 13, 14, 15個の宝石を1枚で獲得する可能性もありますが、当然バーストの可能性はあるので、一発逆転を狙うタイミング以外では狙うべきではないです。
・早期帰還は積極的に。帰還は得点率100%、継続はバーストのリスクあり。
勝利者平均点からの目標点数
2022年11月19日現在の勝者平均は32.14点です。
当然プレイ人数で違いはありますが、体感では6人プレイが一般的ですので、
6人プレイ時、1ラウンド辺り7点を目指していきましょう。プレイ人数が少ない時は、これよりも多い点を目指すべきです。
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まとめ
以下の戦略を意識して、インカの黄金で高レートを目指しましょう。
・バースト率を常に意識しておく。障害カード3枚以上は要注意。
・4枚ごとに場の宝石数をチェック。期待値より大きければ早期帰還。
・余りの個数は常にチェック。継続するよりも多く獲得出来る率は高い。
・1ラウンド辺り7点を目安に。バースト率、期待値と相談すべし。
別記事にて、バースト率の詳細(上級向け)を紹介しています。
大吉マンの2022年11月19日時点でのレートは、🌿221 グッドプレーヤーです。
26ゲーム実施、勝利数は6回。6人プレイで3位以内であれば、マイナスはほとんど無く、周りのプレーヤーのレート次第でプラスになります。
一発逆転よりもコンスタントに高位をキープすることが高レートへの近道です。
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