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こんにちは。大吉マンです。
今回はネクストステーションロンドンの戦略を考えたいと思います。
ネクストステーションロンドンは、他のプレーヤーとのやり取りがないので、邪魔されたり、他のプレーヤーの状況を見なければいけない、といったことは発生しません。
つまり、あなたが上手になればなるほど、誰にも邪魔されること無く高得点を獲得でき、純粋にあなたは勝ち続けられることが出来るのです。
本記事では、ネクストステーションロンドンの基本の考え方と戦略を示し、皆様がグッドプレーヤーになるようご活用いただければと思います。
ゲームの傾向
難易度 :★★☆☆☆
戦略 :★★☆☆☆
運 :★★☆☆☆
やりとり:★☆☆☆☆
ルールについてはこちらからご参照ください:ネクストステーション・ロンドンのルール、遊び方
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ネクストステーションロンドンの戦略
基本戦略・考え方
ネクストステーションで高得点を取るコツは、
1. 多くのエリアに行く
2. 1エリアで多くの駅に繋げる
3. 別の色の路線と多く繋げる
4. 川を多く渡る
5. 観光名所に多く行く
の5点です。中でも特に重要なのが1と2です。この2点がネクストステーションロンドンの得点の要となります。この得点をメインの得点源としながら、他の3つの得点と、共通目標を見合わせながら高得点を目指します。
線の引き方のコツ
まずは線の引き方を考えましょう。
コツの1つ目です。
線は短く引く
ネクストステーションロンドンでは、一度線を引いた場所に次の線を交差させることが出来ません。線が長い場合、他の線を交差させてしまう可能性が高くなりますので、悪い手となります。
マップの中で、基本的に引くべきでない線が以下の4本です。いずれも垂直に3駅分か、斜めに2駅分の距離で引かれています。これらの線に交差する破線の数を見れば、引けなくなった線の多さがわかります。
この中でも特に悪手なのが、赤い丸から三角に引いた線で、合計8本のルートを塞いでいるとともに、川を横断する路線も7本塞いでいることがわかります。
ここに引いてしまった場合、川渡りの共通目標の達成はかなり難しくなるでしょうし、通常の線引きでも選択肢が限られてしまいます。
一方で、離れていても交差が少ない路線に関しては、積極的に引いても、以降の選択肢に影響は出ません。図でいうと以下のあたりの線です。
ただ、こればかり気にすると、チャンスを逃しかねないので、上記の線をなるべく引かないことと、なるべく短く繋げていくことが重要です。
もう1点重要なことは、
序盤で行き止まりを作らない
です。
ネクストステーションロンドンは基本的には両端から線路を伸ばす必要がありますが、一方が他の路線等で全く動けなくなってしまった場合、戦況はかなり不利になります。選択肢が半分になるわけです。
各ラウンドの終盤で行き止まりに向けて走らせるのは問題なく、むしろ、残りのピンクカードの状況から積極的に行き止まりに向かうのもアリです。
多くのエリアに行く、1エリアで多くの駅に繋げる
ネクストステーションロンドンの主な得点源は
[1路線で行ったエリア数]×[その路線の1エリアでの最大駅数]です。
1路線で繋げられる駅の数は6駅から11駅です。(スタートの駅+ピンクカード5駅+青カード5枚)
例えば、6駅目が最後の路線だった場合、6エリア×1駅(6点)よりも3エリア×3駅(9点)の方が得点が多くなります。ピンクカードの最後の2枚辺りから、あとどこに引けば最大点数になるのか考えていくべきで、無駄になり得るもしくは他の路線の邪魔になりそうであれば先にスキップしておくのも手です。
また1エリアでの駅数がいずれも複数である場合も点数は伸びません。エリアごとに2駅、2駅、2駅と言った具合です。(3エリア×2駅で6点)
また、1エリアで多くの駅に繋げるについては、中央のエリアが駅数が最も多いので、全路線中央のエリアに伸ばしていくとエリア内の駅数を稼ぐことが出来ます。
まとめると、
・最大駅数は中央のエリアで稼ぐ
・エリアをまたぐ際は、1駅で次のエリアに行くようにする
と言った所です。
以下は私が最高点数の179点を取った時の路線です。
緑、紫、水色は中央のエリアが最大駅数になっています。
また緑は7エリアにまたがってますが、その内5エリアは1駅のみで通過しています。
別の色の路線と多く繋げる
こちらも基本的には中央のエリアに路線を集中させていくと自然と交差されていきます。
1回交差させるごとに2点ですので、
路線交差も中央のエリアを中心に交差させていく
各ラウンドの終盤に?駅に向けて引いていくと、4路線交差を作りやすいです。
川を多く渡る
川を意図して多く渡る必要はあまりないです。基本はエリア拡大と駅数拡大がメインです。
共通目標があるときだけ積極的に交差させていく
それ以外は他路線の邪魔にならないようであれば引いていく
と言った所です。
観光名所に多く行く
観光名所は得点源の中では最も優先度は低いです。
共通目標があるときだけ積極的に目指していく
なければ無理に目指す必要なし
です。
共通目標
共通目標は必ず2つとも達成させるようにしてください。
共通目標は、目指す最中にもそのまま得点に繋がるものばかりですので、通常の得点を確保しながら共通目標でも得点を獲得するのは非常に効率が良い方法です。
4ラウンド目が終了するまでに達成すればよいので、じっくり目指していきましょう。
1つずつ達成のコツを解説していきます。
中央の区画の9駅全てに到達する
この目標は、中央のエリアに路線を集めて[1路線で行ったエリア数]×[その路線の1エリアでの最大駅数]の得点を目指していけば自然と達成できます。
注意しなければ行けない点は、路線でいずれかの駅に到達させる前に回りを囲んでしまって、その駅に線を引けない、という状況を避けることです。
その可能性がありそうな場合は、無理に中央エリアで線を引かずに、外のエリアやスキップすることも考慮してください。
別の色の路線の交差を8駅作る
この目標も、中央のエリアに路線を集めて行けば自然と達成できます。
中央エリアだけで8駅交差させるのは難しいと思うので、2-3駅は外のエリアで達成させると良いでしょう。
13区画全てに到達する
他の共通目標の種類にもよりますが、個人的に5つの共通目標の中で一番達成しづらい目標です。
この共通目標のキモは4隅のエリアにどうやって到達するかだと思います。
基本的には
緑路線は左上
赤路線は右上
紫路線は左下
青路線は右下
に向かってください。最短距離で到達することが出来ます。
青路線では、右下のエリアに行くには3駅消費しなければ行けないのですが、初手に青駅から右の丸駅に行くよりも、右下の五角形に行って、○→◻か、△→◻の方が良いです。
理由は、右下のエリアで2駅を使うよりも、下中央のエリアで2駅を使ったほうが得点が伸びやすいからです。
可能性として、右下のエリアが最大駅数を目指すとすると、最大で4駅です。一方で、下中央のエリアであれば、6駅あるので、可能性としてはこちらのほうが伸びやすいです。
中央を横断する川を6回交差させる
川の交差が共通目標にあるときは、積極的に交差させていかないと達成できないことが多いので、意識的に交差させるようにしていきます。川に対して平行な線を引いてしまった場合、川との交差の線を塞いでしまうので、そこに注意しなければなりません。
私のオススメの川との交差の線は以下です。
この中から3,4本引ければ、後は中央に目指していけば達成できると思います。
観光名所 5箇所全てに到達する
観光名所は得点源としての伸びが少ないので、必要最低限伸ばすだけで目標を達成するようにしましょう。最も効率の良い到達の仕方が以下です。
達成後は中央エリアに路線を寄せていくと得点を伸ばしやすいですが、エリア数は4が最大になりそうです。観光地に到達した後、観光地側からはエリアを伸ばしづらいですね
もう一つは、スタートの駅と同じエリアの観光地に向かって、それぞれのエリアを最大駅数にすることです。こちらの方が融通は聞きやすいと思います。
観光名所5箇所到達と13エリア全到達の共通目標の組み合わせのときはこちら一択になります。
切り替えポイントの使い方
切り替えポイントが出たら、必ず、路線の端からではなく内側の駅から新たに路線を引くようにしましょう
これは行き止まりを作らない、と逆の発想で、線を引くことが出来る場所を2箇所から3箇所に増やすことが出来るためです。これで、エリアの拡大にもエリア内最大駅数増加にも繋がります。
ラウンドの1枚目や2枚目に出てきたときは、増やせないのでしょうがないですね
まとめ
今回はネクストステーションロンドンの戦略。コツについて考察しました。
基本戦略は
・線は短く引く
・行き止まりを序盤に作らない
・得点獲得の優先順位は [1路線で行ったエリア数]×[その路線の1エリアでの最大駅数]>共通目標>路線交差>川交差>観光名所
です。
いずれにせよ、カードの順番や枚数によって、状況が変わってきますので、都度戦略を更新しながら高得点を目指してください。
ちなみに、現在の私のレートは264でグッドプレーヤーです。
皆さんもネクストステーションロンドンでグッドプレーヤーを目指しましょう。
では、また。