ルール

BGA(ボードゲームアリーナ) ネクストステーション:東京 のルール、遊び方

基本情報

次の舞台は東京だ‼
”東京は新しい地下鉄網を構築する必要があります。できるだけ緑色の中央環状線 (山手線) に接続してください。路線の接続を最適化し、できるだけ多くの観光客を集めましょう、街中でできるだけスタンプを押しましょう!” (BGAより引用)


シリーズ:ネクストステーション:ロンドンのルールはコチラ
※基本的なルールはロンドンと同じ。ロンドンと異なるルールは赤字で記載

ゲームの傾向
難易度 :★★☆☆☆
戦略  :★★☆☆☆
運   :★★☆☆☆
やりとり:★☆☆☆☆

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

Next Station London

ルール

ゲームの目的

より多くの区画に、より多くの駅に、各路線と繋げながら高得点を目指します。

路線を引く時のルール

  • 線の引き方
    • 右上に指定された色の駅から線を引き始める
    • 左上に引かれたカードに書かれているマーク(○, △, ◻, 五角形)と同じ駅に向かって線を引く
    • 線は直線で、破線のある所に引く
    • 線路の終端から新しい駅に線を引く (※例外あり 後述「切り替えポイントについて」)
    • 線を引けない場合や、引きたくない場合は、パスすることが出来る
  • 線を引けない状態
    • 破線がないところには引けない
    • 線は途中で曲げてはいけない
    • 駅をまたいで線を引くことは出来ない
    • 線と線が交差してはいけない
    • 1つの路線(同じ色)で、一度通った駅に戻っては行けない
    • 既に引かれている線には引けない (※例外あり 後述「ワイルドカードについて」)
    • 山手線 (緑の環状線) は既に引かれている線として取り扱う

ゲームフロー

  1. 各色を1ラウンドとして、計4ラウンド実施します。
  2. ラウンドのはじめにランダムで路線の色を指定され、その駅から線を引き始めます。各プレーヤー異なる色を指定されます。
  3. 山札から1枚引き、そのカードのマークの駅に向かって線を引く。
    引ける線がなければパス。これを繰り返す。
  4. 使用されたカードのマークには×が付けられ、そのラウンドでは以降使われない。
  5. カードには緑色と赤色の2種類が存在し、全ての緑色のカードが使われた時点で、そのラウンドが終了。
  6. 別の色に移り、同様にラウンドを実施していく。

得点計算

黄色で分けられている13箇所の区画と、各区画内での最大の駅の数を計算に使用します。

1. [ラウンドで到達できた区画の数]×[ラウンドで同一区画内で到達出来た最大の駅数]

2.
4隅及び外側4区画の区画で路線を繋ぐ
  4隅の区画でつないだ場合…10点
  外側の大きい区画でつないだ場合…5点

※各区画内で1度のみ得点となる

3. [山手線の駅に繋げなかった駅数] × [-3点]
※このため初期得点が-24点 (山手線8駅 × -3点) から始まる

4.
山手線を含んだ別の色の路線を駅で繋げた駅数 
  3色…駅数×5点
  4色…駅数×15点
  5色…駅数×30点


5. 共通目標 (後述) 達成で各10点

全ての合計点が最終得点となります。

共通目標について

ゲームの設定によっては、共通目標を設定することが出来ます。
基本的に設定されている方が多い印象ですので、このルールも把握しておいてください。
共通目標は以下の5つで、その内の2つが1ゲームで選択されます。
全ての路線を合わせて以下目標を達成することでそれぞれ10点を獲得できます。

1. 外側8区画の中で、別の色の路線を繋げる
2. 1駅に4色以上の路線を交差させる (山手線を含んでもOK)
3. 山手線8駅全てに路線をつなげる
4. 13区画全てに路線を到達させる
5. 中央の区画8駅全てに路線を到達させる

ワイルドカードについて

赤緑1枚ずつワイルドカードが存在します。
このカードが引かれたターンは、どのマークにでも繋げることが出来ます。

このカードに限り、既に引かれている路線に重ねて路線を引くことが出来ます。(重ね書きは1色まで)
これは、山手線に限らず、既に自分で引いた路線にも可能。

切り替えポイントについて

各ラウンドに1枚、赤色の切り替えポイントのカードが存在します。
切り替えポイントが引かれた場合、このカードの次に引かれたカードに対して切り替えマークが付き、「線路の終端から新しい駅に線を引く」の制限が取り除かれます。

追加のオプション ”スペシャルカードと特殊駅の設定”

ゲームの設定で「スペシャルカードと特殊駅」を設定する事が可能です。
各ラウンド枚に、1枚のスペシャルカードと、それが使用可能となる駅のマークが決められます。
ラウンド最中にそのマークが引かれた場合、スペシャルカードの効果を使用することが出来ます。

スペシャルカードは以下の4種類が存在します。

1. 切り替えポイント:該当のカードを切り替えポイント付きとして使用できる
2. ワイルドカード:該当のカードをワイルドカード (二重書きOK) として使用できる
3. 路線延長:該当のカードに繋げた後、更に1駅直進して繋げることが出来る (詳細後述)
4. ダブル駅:その駅を2つの駅とカウントする (詳細後述)

3. 路線延長

最初に書いた路線と同一方向に更に1駅進めることが出来ます。通常の路線図の書き方に従う必要があります。

例えば、四角が特殊駅で路線延長のスペシャルカードが引かれているラウンド、
プレーヤーが五角形から丸までを前のターンまでに記入。
次のターンで四角が引かれたとする。まずプレーヤーは丸から四角まで路線をつなぎ、さらにスペシャル駅の効果で、四角から五角形までを延長して路線を記入できます。

制限事項
・場に出ているマークを繋げていない限り、このスペシャルカードの効果は発動できない
・直進でそれ以上の駅に到達できない場合は、このスペシャルカードの効果は発動できない
・線の重ね書きは出来ない

ダブル駅

通常通り、場のマークの駅に路線を繋げます。その後、今接続させた駅を点線で囲みます。その駅は、得点計算の際に、1駅で2駅として計算します。

例えば、三角が特殊駅でダブル駅のスペシャルカードが引かれているラウンド、
最後のターンで三角が出ました。プレーヤーは五角形から三角に路線をつなぎ、スペシャルカードの効果を発動させました。
三角の駅を点線で囲み、そのラウンドが終了します。
現在、区画は5箇所、1区画内の最大駅数は5駅ですが、最大駅数の区画にダブル駅が存在するので、6駅としてカウントされ、プレーヤーは30点 (5区画×6駅)獲得することが出来ます。

注意:このダブル駅ボーナスは、このスペシャルカードが出ているラウンドのみに適用されます。他のラウンドでは通常通り1駅としてカウントされます。

まとめ

ネクストステーション:東京のルールでした。

日本人として、山手線が舞台としてもらえるのは嬉しい限りですね。ロンドンに慣れている方は、最初はかなり戸惑うかと思いますが、プレイを繰り返していけば高得点を目指せます。
他者からの介入がないので、邪魔されるストレスがないのも良い点ですね。

公式ルールブックでは、得点に応じてランク付けされてます。131点を目指そう!

70点以下:終点です。みんな降りてしまいます。腕まくりして。駅の間で寝ては行けないよ。
71点から85点:途中で間違ったトンネルに入りました?もう一度運試しして正しい切り替えを使おう。
86点から100点:以上だ!プロジェクトが動き出しました。このまま行けば建設チームのリーダーになれます。
101点から115点:わお!あなたは本当の現場監督です。多くの満足した観光客を見るのは素晴らしいです。あなたはほとんどそこにいってます。
116点から130点:誰もあなたを止められない!皇帝があなたを路線拡張の為に雇うでしょう。よくやった!
131点以上:あなたは東京の路線網をあなたの手の甲のように知っています! あなたは本当に専門家です! おめでとう!

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