ルール

BGA (ボードゲームアリーナ) クラーケンアップ -Kraken Up- のルール、遊び方

基本情報

”人々は何千年も釣りをしてきました。しかし、今度はクラーケンが人間を釣る番です。プレーヤーは触手を伸ばして獲物を掴み、得点を獲得しましょう。2ラウンド終了時に最も得点の高いプレーヤーが勝利です。”

ゲームの傾向
難易度 :★★☆☆☆
戦略  :★★★☆☆
運   :★★★☆☆
やりとり:★★★☆☆

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ルール

ゲームの目的

獲物をキープしつつ触手を伸ばしましょう。獲物の高さまで触手を伸ばせたら、獲物はあなたのものです。最大の獲物はクルーズ船です。

ゲームの準備

各プレーヤーは、クラーケンカードと隠れ家カードを1枚取ります。その後、プレイエリアの中央に4枚のクルーズ船カードを並べます。
触手カードと獲物カードを分けます。触手カードは縦方向に伸びている面を上にします。

隠れ家カードとクラーケンカード
クルーズ船カード
触手カード(表裏)
獲物カード

ゲームフロー

  1. 獲物カードをシャッフルし、プレイ人数に応じて、以下の枚数を各プレーヤーに配ります。
    2人:14枚ずつ
    3人:9枚ずつ
    4人:7枚ずつ
  2. 各プレーヤーは、それぞれの各自の手札から1枚選択し、そのカードを自分の前に伏せた状態で置きます。
    全てのプレーヤーがカードを選択したら、それらのカードをオープンします。
  3. 各プレーヤーは、選んだカードに記載されている食料ポイント分だけ触手を伸ばすか、選んだカードに記載されている高さポイントの位置にそのカードを配置するかを選択します。
  4. もしクルーズ船カードに届く(触手の長さが4)のであれば、クルーズ船カードを獲得します
  5. 手札を左隣のプレーヤーに回します。
    これを手札がなくなるまで繰り返します。

カードの置き方

獲物カードを置く場合は、各カードに書かれている高さポイントに応じて置く高さを変えます。同じ高さポイントのカードは、同じ高さに複数枚置く事が可能です。
高さポイントに”L”の記載があるカードは、そのまま隠れ家に移動させることが出来ます。

触手を伸ばす

いくつかの獲物カードには食料ポイントがあります。カードを配置する代わりにカードを捨てる事で、そのカードに記載されている食料ポイントの値だけ触手カードをクラーケンから伸ばします。触手カードはクラーケンの一番上にすぐに追加されます。

触手と獲物

触手を伸ばす時、触手は上方向に伸ばします。触手を戻すとき、触手の高さがプレーヤーの前に配置された獲物カードのそれぞれの高さに到達していれば、その獲物カードをすべて獲得でき、カードを隠れ家に移動させます。
隠れ家に移動させたカードが最終的な得点となります。

クルーズ船

クルーズ船は全てのプレーヤーから4の高さの位置にあります。だれかの触手が4に到達した場合、そのプレーヤーは最も高い点数のクルーズ船カードを獲得し、その他の獲物カードも全て獲得した上で、触手カード0枚に戻します。他のプレーヤーも同時に、現在の触手の高さまでの獲物カードを獲得し、触手カードを0枚に戻します。
同時に複数のプレーヤーがクルーズ船に到達した場合は、触手カードに記載されている番号が最も低いプレーヤーから順に、ポイントの高いクルーズ船カードを獲得していきます。

ラウンドの終了

全てのカードがプレイされた時ラウンドが終了し、その時点で触手が到達している高さの全ての獲物カードを隠れ家に移動させ、触手を0枚に戻します。全ての触手カードを触手の山札に戻します。触手が届かなかった獲物カードは全て捨てられます。

ゲームは2ラウンド行われますが、クルーズ船カードは再配置されません。

ベビークラーケンと人魚について

ベビークラーケンと人魚は得点の獲得方法が特殊です。
ベビークラーケンは、ゲーム終了時にベビークラーケンの数が最も多かったプレーヤーに8点、2番目に多かったプレーヤーに4点が与えられます。
ベビークラーケンが同数のプレーヤーがいた場合、その同数のプレーヤーの人数で得点を割ります(切り捨て)ベビークラーケンが最も多い数で複数のプレーヤーがいた場合、2番目の得点はなくなります。

人魚は1匹で2点、2匹で6点、3匹で12点です。4匹目以降は再度1匹目の点数からカウントされます。

まとめ

以上がクラーケンアップのルール、遊び方です。
ルールだけ見ると、複雑そうに見えるのですが、やってみるとそこまで難しくなく、いつクルーズ船を取るのかの駆け引きが面白いです。
すぐに触手を伸ばしてクルーズ船を取るもよし、高さを3にキープして高い得点の獲物カードを集めるもよし、先に高い得点のカードをキープして後から触手をのばすもよし。
色々戦略が考えられそうです。

それではまた次のゲームで。

では。