ルック・アット・ザ・スターズの基本情報
”今宵は美しく満天の星空。運が良ければ星座、惑星、流れ星でさえも描くことができ、それを思い出せるでしょう。少しずつ太陽が昇ってきて、夜が明けていきます”
ゲームの傾向
難易度 :★★★☆☆
戦略 :★★★☆☆
運 :★★★☆☆
やりとり:★★★☆☆
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ルック・アット・ザ・スターズのルール
ゲームの目的
3ラウンド (6ターン×3ラウンド)で勝利点を稼ぐこと。
得点ボーナスの星座とパワーボーナスの星座を作って、その能力も使いながら色々な大きさの(できたら得点ボーナスの星座の形を含む)を惑星の周りに沢山描けたら点が高いです。
ラウンドが進むごとに太陽が徐々に上がってきて、下部に配置できなくなります。
ゲームフロー
- ゲーム準備。以下BGAにて自動で実施。
- 各プレーヤーに夜空ボードが配られます。(各夜空ボードで、若干の配置の違いがあります)
- 6枚×3セットの山札デッキを作成します
- 得点ボーナスカードとパワーボーナスカードを決める(事前にオプションで決めれる。)
- 各プレーヤーに夜空ボードが配られます。(各夜空ボードで、若干の配置の違いがあります)
- 1セット目の1枚目をめくり、めくられたカードの形を自分のボードに全員が配置する
- 2枚目から6枚目も同様に、めくる、配置するを繰り返す
- 1セット全て終了したら、1ラウンドが終了。
- 2ラウンド目を開始するが、下段の2列には配置できなくなる。
1ラウンド目と同様に、2セット目の1枚目から6枚目をめくる、配置を実施。 - 3ラウンド目を開始する。下段4列に配置できなくなる。
1,2ラウンド目と同様に、3セット目の1枚目から6枚目をめくる、配置を実施。 - 18枚全てめくったらゲーム終了。得点を計算して、最も高い点数の人が勝利。
配置の条件
- 書き入れる際は示されたすべての要素を正しく記入し、一方だけ書き入れるようなことはできない
- 回転は可能。反転は不可能。
- 線が二重に重なったり、星に当たらないように書き入れたりすることはできない
- 線が交差(×のように)することは可能
- 書き入れた線によって異なる星座をつなげて合体させることもできる
- 線が惑星に当たるように書き入れることはできない
- 流れ星カードが引かれたら、1・2・3本のいずれかのサイズで、斜めラインの流れ星を書き入れることができる
- 流れ星は他の星座や流れ星と干渉する(星を共有・交差線)ように書き入れたり、今後流れ星と干渉するように線を書き入れることはできない
- 置けない場合や置きたくない場合は、カードをスキップすることが可能
得点計算
得点は以下4種類の合計点です。
星座の作成
ラインを繋げて星座を作ります。3ラインから8ラインまで、繋げられた数だけ得点となりますが、各ライン数に対して1つまでしか得点にはなりません。
以下の例では、3ラインが2つ、4ラインが1つですので、3点と4点で7点の得点となります。
また、1,2ラインのみ繋がったもの、9ライン以上繋がったものは得点になりません。
左は4点、右は0点です。
惑星周りに配置
各ボードに惑星が3箇所存在します。
各惑星の周り8方向のいずれか1つでも星座作成に使われていれば、星座の数1つにつき1点獲得できます。1,2ラインや9ライン以上は星座ではないので、得点にはなりません。
以下の例では、3つの星座が8方向で使われているので3点入ります。
流れ星
流れ星が山札から引かれた場合、斜めに1, 2, 3ラインの任意の数で線を引くことが出来ます。
1ラインにつき1点獲得できます。
共通目標
各ゲームの開始時に得点ボーナスカードとパワーボーナスカードが1枚ずつ引かれます。
これらは任意で決めることが出来ます。ランダムにすることも可能。
得点ボーナスは形を作ることで得点を獲得。
パワーボーナスは形を作ることで、得点となる特殊な星を獲得できたり、ラインや星をマップに追加することが可能になります
得点ボーナス
得点ボーナスは指定された形をラインで作ることで得点を獲得出来ます。
指定された形の内部や外側に他のラインがあっても問題なし。
指定された形を回転させた状態でもOK。
左下の数字が得点となり、何個作っても作った分だけ得点に加算される。
パワーボーナス
形状を完成させてすぐにボーナスの効果を実施します。
スキップすることも可能です。
- 惑星
まだ使用していない星に惑星を描くことができる - ライン
任意の場所に任意の角度で1ラインを追加することができる - 新しい星
星が置かれていない任意の場所に星を2つ追加し、新たに使用することができる - 銀河
ボーナスを獲得した星座の隣に設置しなければいけない。使用していない2つの星を横方向に繋げて銀河を作る。
銀河1つにつき、2点のボーナス点。 - きらきら星
未使用の星を1つ使用し、きらきら星を任意の場所に設置する。
ゲーム終了時にちょうど2つの星座のみに接していた場合、3点のボーナス点。
上級
更に複雑なパワーカードで、難しくでチャレンジなボーナスカードをプレイできます。
BGAのオプションでもオプション選択で”上級”の文言があります。
- ノヴァ
既に描かれている星座の中の任意の星にノヴァを描きます。
ノヴァを含む星座は、9ラインまたは10ラインの星座を作成することが出来ます。
通常の星座と同様、1ライン1ポイントを獲得できます。また、同じ数字の星座があった場合はそのうちの1つだけが得点となります。 - 輝くオーラ
既に描かれている任意の星座に輝くオーラを描きます。輝くオーラは1つの星座につき1つしか描けません。
輝くオーラを描かれた星座は、それ以降、ラインの追加ができなくなります。
輝くオーラ1つに付き2点のボーナス点を獲得。 - 三日月
使用していない任意の星1つに三日月を描きます。
三日月から横一列、縦一列に位置している星を1つでも使用している星座1つに付き、ボーナス点1点を獲得。三日月に接している必要はありません。
三日月は1ゲーム内で1つしか描くことが出来ません。 - ブラックホール
未使用の任意の星1つにブラックホールを描きます。
これ以降、ブラックホールに隣接する星にラインを引くことは出来ません。
ゲーム終了時にブラックホールに隣接する未使用の星1つにつき、1点のボーナス点を獲得。
ブラックホールは1ゲームの内1つしか描くことが出来ません。
勝敗の決定
上記の得点計算により、最も得点の高いプレーヤーの勝利です。
まとめ
以上がルック・アット・ザ・スターのルール、遊び方です。
パワーカードの上級でも、少し慣れてきたらすぐに遊べる内容です。まずは基本星座で3-8ラインの星座を1つずつ作ることから始めれば、ある程度得点を作れると思います。
2人から8人まで全員が異なる夜空ボードで遊べるので、プレーヤーによって描かれる夜空が違うので、終わった後に見比べてみるのも楽しいかも知れませんね。
他者からの介入がないので、邪魔されるストレスがないという点で、以前紹介したネクストステーション・ロンドン、ゲットオンボードとすこしゲーム性が似ています。
(ネクストステーション・ロンドンのルール・遊び方)
(ゲットオンボード -Get on Board- のルール、遊び方)